試合に対する心構えや準備の仕方
上級者の緊張対策方法
「試合ではいつも緊張してしまって普段のパフォーマンスを半分も出せない」と悩む卓球プレーヤーは多くいると思います。
そして【緊張しない方法】を求めて、ネットや本を漁って、この記事にたどり着いた方もいるでしょう。
ですが、結論から先に言うと「卓球の試合で緊張しない方法はない」です。
たまに「試合は全く緊張しません。むしろ、楽しいです!」みたいな発言をしている人がいますが、その人達は例外中の例外だと考えましょう(笑)
基本的には、超トップレベルのプロ選手や身近にいる強いアマチュアの選手も、試合では緊張と戦っています。
ですが、彼らは緊張に打ち勝ち、いいパフォーマンスをすることができています。
それは、常日頃から【試合で緊張してもいいプレーが出来るように準備している】からです。
そこで本記事では【試合で緊張しても勝つために必要な5つのこと】を紹介していきたいと思います!
その5つとは下記の通りです。
・日頃から緊張感のある練習をする
・試合前の練習でポジティブな気持ちに持っていく
・最悪のケースを想定しておく
・対戦相手を対策を十分に立てておく
・「相手も緊張している」ということを忘れない
【卓球】試合で緊張しても勝つために必要なこと
ここから【試合で緊張しても勝つために必要な5つのこと】を紹介していきます。
今回、紹介する内容は下記の通りになります。
・日頃から緊張感のある練習をする
・試合前の練習でポジティブな気持ちに持っていく
・最悪のケースを想定しておく
・対戦相手を対策を十分に立てておく
・「相手も緊張している」ということを忘れない
上記の5つ以外にも緊張しても勝つために必要なことはありますが、今回は私がいつも意識していることを紹介していきたいと思います!
日頃から緊張感のある練習を行っておく
試合で緊張しても勝つために必要なことの1つ目は【日頃から緊張感のある練習を行っておく】です。
冒頭でも言ったように試合で緊張してしまうことは避けることはできません。
だったら、練習から緊張感を持って【緊張に慣れておく】ことが必要になります。
「練習に緊張感を持たせるためには何をしたらいいか?」というのが分からない人のために私が現役時代にやっていたことを下記にまとめてみました。
・10球中10球ドライブが入るまで練習を終われない
・10本連続でフォア前に短いサーブが出せるまで帰らない
・自分よりも格下の相手と練習試合をするときは○点ハンデをつける
・ミス・負けたら罰ゲーム
(筋トレやダッシュなど)
・練習中にも点数をつける
(フットワークなどの基本練習でも)
こういったことを自分に課することで、練習でも緊張感を演出することができます。
ぜひ試してみてください!
試合の前の練習でポジティブな気持ちに持っていく
試合で緊張しても勝つために必要なこと2つ目は【試合前の練習でポジティブな気持ちに持っていく】です。
試合前の練習で【自分の苦手なこと】ばかりを練習して、試合前にネガティブな気持ちになってしまう人は多いと思います。
ネガティブな状態で試合に入って、かつ緊張してしまったら目も当てられないくらいひどい結果になるでしょう。
なので、試合前の練習は【自分の得意なこと】や【調子の上がる練習】をしておいて、精神状態をポジティブにしておきましょう。
そうすれば【良いイメージが持てている状態】なので、多少緊張しても最低限のパフォーマンスは出せるはずです!
予め「陥りそうな最悪のパターン」を想定しておく
試合で緊張しても勝つために必要なこと3つ目は【予め最悪のパターンを想定しておく】です。
先程は【ポジティブなイメージを持って試合に入る】と言いましたが、それと同じくらい大事になるのが【最悪のケースを想定しておく】ことです。
例えば、「試合中に緊張してしまって短いサーブが出せずに全部台から出てしまう」という悪いケースが考えられるとします。
試合中にいきなりこの状態になってしまったら、恐らくパニック状態に陥ってしまい【何も出来なくなってしまう】なんてことも考えられるでしょう。
ですが、事前にこういったことを想定しておけば【対策を立てることも可能】です。
・切れ味を落として確実に短く出しにいく
・ロングサーブを多めにしてラリー戦に持ち込む
・打たれることを想定して、サーブ後に台から距離を取ってブロックする
最悪のケースを試合前に想定しておけば【緊張して頭が真っ白になる】ということは避けることができると思います!
対戦相手の対策を十分に立てておく
試合で緊張しても勝つために必要なこと4つ目は【対戦相手の対策を十分に立てておく】です。
試合で当たる相手が事前にチェックできるのであれば、しっかりと対策を立てておくことで試合の緊張感を和らげることができると思います。
「対戦相手の情報が全くない状態で試合をする」となると、常に「何が来るか分からない」という緊張に襲われてしまうでしょう。
なので、試合前に相手のことが見れるのであれば、次のようなことをチェックしておくと良いと思います。
・使用ラバー・戦型
・サーブの傾向
(ロング主戦など)
・声を出すタイプなのか否か
・雰囲気 など
上記のようなことを試合前に知ることができれば、不安が軽減されて、緊張感が和らぐと思います!
「相手も緊張している」ということを頭に入れておく
試合で緊張しても勝つために必要なこと5つ目は【「相手も緊張している」ということを頭に入れておく】です。
自分が緊張しているということは、ほとんどの場合【相手も緊張している】と思います。
よく見れば、相手もたくさん汗をかいていたり、手が震えていたり、消極的になっていたりと、自分と同じような【緊張のサイン】が出ているはずです。
それに気づかず「どうしよう、どうしよう…」となってしまうのは、もったいないので、試合に入るときは「相手も緊張しているんだ!」と考えてから試合臨みましょう!
まとめ
今回は【試合で緊張しない方法】ではなく【緊張しても勝つために必要な5つのこと】について解説させて頂きました!
「試合でいつも緊張してしまう…」という人は、本記事を参考にしてみてくださいね(^^)
〈おわり〉
・日頃から緊張感のある練習をする
・試合前の練習でポジティブな気持ちに持っていく
・最悪のケースを想定しておく
・対戦相手を対策を十分に立てておく
・「相手も緊張している」ということを忘れない